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9 mars 2006

写真はひとを映すもの

「寫眞」という言葉はPhotographie(スペルミスではなくフランス語)というものが
日本に齎(もたら)されたときに作成された訳語だと聞いたことがある気がする。

時代は変わり、今や「写真」、「動かぬ証拠」という言葉はPhotographieを示していなくなっている。
Photoshopとテクニックが有れば、写っているものを消したり、逆もできたりしてしまうからだ。
ところが、変わらず、Photographieが写し続けるものがある。
それは、撮影者のひととなり、欲望、センスだ。

有名になりたいという欲望が有れば、より劇的な写真を撮ったり、加工したりするかもしれないし、
センスのある人はいい写真を撮る。
月に心を動かされる人はきれいな満月の写真を撮るかもしれない。
時に三日月やもっと薄い月も撮るかもしれない。

写真が映しているのは被写体となっているものはもちろん、撮影者の心も映している。

人が入った写真が好きな人、風景の写真が好きな人、
前衛的で古典的な解釈では意味をくみ取れない、あるいは意味のない写真が好きな人、
スナップ写真が好きな人、どこかアーティスティックな写真を撮りたいと思う人。
いろんなひとがいることだろう。

芸術的にすばらしいかなどはともかくとして、
アップ、あるいはたくさんの情報をできるだけ画面に大きく入れたい人と、
あるものにフォーカス(焦点という意味でなく注目の的)を絞ってできるだけゆとりをとって
構図を切りたい人の写真の差は身をもって体験したことがある。

みんな、もっと写真を撮りましょう。
構図を考えたり、光のバランスを考えることは思いの外楽しいと思うぞ。

Posted by Sota at 9 mars 2006 3h54

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