歴史

最近、日本の教科書検定を巡って中国国内でデモなどの抗議運動が盛んらしい。

すべて情報源が伝聞だから話が間違っていてもあしからず、怒らず指摘してください。

聞いた話では、中国の歴代王朝が「天命」で新旧が替わるとき、
新しい王朝がまずすることは、その王朝公認の歴史書を綴ることだそうだ。
そう考えると、王朝が替わっただけでも歴史の見方が違うのだから
国が違えば当然見方が違う。そこはしょうがないのではないかなぁ。

南京の虐殺はなかったという説は(特に根拠はないけど)間違いだと思うけど、
中国の「正史」の人数も鵜呑みはできない気がする。
日本の国内しか関係しない事柄の歴史の見解は違ってもさほど問題にはならないけど、
他国が直接関係している事柄はお互いの見解の相違から険悪にもなりかねない。
だから、ものを売って食べている国、日本として、早く近隣とのもめ事の種がなくなれば良いのにと思う。

ところで、中国言う正しい歴史が実際にまさに正しい歴史だとして、
それを日本人がちゃんと知らないのは、勉強不足もあるけど、日本政府がそう教えてるから。
一般の日本人が教科書の内容にそこまで確信を持っていないことは分かって欲しい。
逆に中国人のどれくらいが、戦後に日本たっぷりが経済援助をしたことを
知っているんだろうか。

聞いたところに拠ると、中国では日本からのODAは「日本から」とはあまり明示されていないらしい。
韓国だって、確か、ODAをするという条件で戦争に関する賠償請求権を放棄したはず。
だから今現在国民が不満を向けるのは、その平和条約をのんだ自国政府ではと思ってしまう。
(事実が違ったら教えてください。↑は自分で調べたわけではないので...。)
戦争での苦痛の原因は日本にあっても、日本と平和条約を結んだ以上、
その条約を結んだ政府の失策に詰め寄るのが筋な気がする。