ながながと...

今のバイトをやってから、早3年8ヶ月。
今までの中で、「人生」と「小学生」を除けばこんなに何かを継続したことってないかな。
あ、あとピアノを9年やってたかな。
やってたというより先生のところに通っていただけという感じだから全く弾けないけど...。

親がよく言っていたことの一つに「継続は力なり」という言葉がある。
「少年老い易く学成り難し」ともいっていたな。
残念なことに、言葉は体に染みついたけれど、
言葉の中身は体に染みつかなかったようだ。

ちなみに、「少年老い易く...」は元は漢詩。
本当はもう少し続きがあって、
少年易老学難成 (少年老い易く学成り難し)
一寸光陰不可軽 (一寸の光陰も軽んずべからず)
未覚池塘春草夢 (未だ覚めず池塘春草の夢)
階前梧葉已秋声 (階前の梧葉已に秋声)

若い時代はうつろいやすく、学問いうものはなかな成就しない
それゆえ、ほんのちょっとした時間すらも、おろそかにしてはならない
池のほとりに春の草が萌え出して楽しい夢からいまださめきらぬうちに
早くも庭先の梧桐(あおきり)の葉を落とす秋が来たことに驚くのだ。
 (訳出典:NHK漢詩紀行、監修 石川忠久より)

んだそうだ。ごもっとも。
言葉というものは便利で強力だけど、言葉だけで人間の性格が変わらないのは残念なことだ。