またテロ

またLondonでテロがあったらしい。

海外に旅行に行くまでは、テロも紛争もどこか遠くの世界で起きていることだと感じていたけれど、
自分が行ったことのある街でテロと聞くと、いろいろな想いがこみ上げてくる。
去年9/11にNew Yorkに行ったときもとても考えさせられた。

その場に居合わせた人の恐怖、家族が死んでしまった人の無念さや悲しみ。
同じ場所を通るとき、ふとよぎる怖れ。その街で暮らしている人の心情を考えてしまう。
言葉にすると、どれも月並みだけれど、実際にその街に居る人はもっと複雑な心境だろう。

仮にテロの原因がイラク戦争に関したことであるとして、
一方的に攻撃され政府が転覆させられ、
多くの一般市民が巻き込まれたことが怒りにつながることはいくらか想像できる。
アメリカやその他にも同盟国にも多大な問題があるとも思う。

でも、似通った手段で対抗しているうちはエスカレートするだけで、
本質的な問題は解決できない。
冷静に少し考えれば分かりそうなものだが、当事者はなかなか冷静になれないのも事実。

なんとか血で血を洗うようなことだけは終わりにして欲しいものだ。
またイギリスにも行きたいし、安全ならイスラム圏にも行ってみたいのに。
はやく平和になって欲しい。