デジカメで写真を撮るようになって(主に旅先で)、思うことがある。
それも、精巧なもの、美術品、建築物を撮ると特に思う。
それは、ちゃんとしたカメラが欲しいということ。
どうしても、コンパクトカメラ程度のレンズではレンズによる歪みが生じてしまう。
精巧なもの、美術品、建築物の重要な構成要素として直線がある。
レンズ歪みのある状態では直線が歪んでしまう。
人間の目というのはなかなかしっかりできていて、
ものの境界も検出できるし、直線か否かもいっぱつでわかる。
そんなわけで、ちゃんと写真を撮りたくなると、ちゃんとしたカメラが欲しくなる。
それに写真を撮るという行動、作業にも惹かれてしまうのもカメラが欲しくなる一因。
センスはないわりに、artisticなものは好き。(実は写真には少し自信がある。根拠はない。)
そんなこんなで、今、目を付けているのは、DSC-R1。
もちろん、proが...という意味でちゃんとはしていないけれど、
俺には相当、というかやりすぎなくらいいいカメラ。
なんと1030万画素。なんと最大で3,888×2,592の写真が撮れるらしい。デカい。
1GBのメモリーでもJPEG384枚、RAWだと45枚しか取れないとのこと。すごすぎる。
こんなカメラを買ったら一気にHDがなくなってしまう...。
JPGEにする前のデジカメの光学素子が受け取った生に近いデータ(RAW形式)も取得できるため、
後から、ホワイトバランスをいじったり、露出を変えることができる。
それができるようになるには相当な知識が必要になるとは思うのだけれどね。
ただ、唯一の懸念は、この小さいとは言えないデジカメを持って旅行なんかに行くと、
「運動会のお父さん」状態になって、ファインダーを通してでしか旅を感じられなくなったり、
とあるものの写真を撮るのにやたら時間を掛けるようになったりするのではないかと心配。
また、盗難や破損を心配しながら旅をするのも嫌だなぁと。
写真家ではないので、旅行の主体は撮影ではなく、あくまで旅行ということを考えると悩みます。
コメント