最近でさえSonyは何かしら話題に上りやすい会社だと言うことに
異論を唱える人はそんなに居ないだろう。
しかし、最近のcontextでは、常に「AppleとSony」、「NintendoとSony」、
「ToshibaのHD DVDとSonyのBlu-ray」といった文脈が多い。
残念ながらこれらの文脈ではSonyは「一時栄華を極めたが落ち目な会社」という
位置づけで語られることが多いように感じる。(悪い言い方をするとね)
Blu-rayとHD DVDの場合は、Sonyは成果を挙げた方のグループにいるが、
「ハイビジョン」という言葉が一般の人にピンと来ていない現在では
この出来事の意味はβとVHSの戦いに準えられて、本来の重要度よりも低く捉えられてしまっている。
さて本題に戻りましょう。
一時期のAppleはといえば、調子が一番悪いときのSonyと同じか、それ以上だったように
(業績や売り上げでなくBusinessの行く末がという意味で)思うが、
最近はといえば、「イケイケ」である。
AppleとSonyは顧客層も被っており、比較的近いイメージで語られることもあった会社である。
では、最近のこの差はどこにあるのかを考えてみた。
差分は...
- 統計や数値に頼らず、人の感覚に訴える新しい商品を作る力
- 使ったことのない人までが興味や意見を持ってしまうような商品(含 OSなど)
- 世界観を持った商品群の創造
まぁ、会社の規模、出してる商品のカテゴリーなども違って、
Sonyの方がそういうことをしにくい状態にはあると思う。
かといってSonyが商品を絞ってしまうのも詰まらないし...。八方ふさがり。
Sonyにはそれを越えてすごいsolutionを期待しております。
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