iPodその後

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ことの概要がつかめてきた。

まず原因
iPodは再生中にイヤホンを抜くと停止状態になる「仕様」である。
例えHOLD中でも停止する「仕様」である。
さらに、イヤホンが抜けたかの判断が少しいい加減。

考えられる「原因」の理由
iPodは充電池容量がお世辞にも多いとはいえない。
電池を温存させるためには、イヤホンが抜けた、
つまりユーザーが聞いていない状態での空再生をできるだけ起きないようにしたい。

で、
iPodを持っている人なら当然分かると思うが、附属のイヤホンはちゃっちすぎる。
Appleは明らかに「音にこだわるならイヤホンは自分で調達してね」という
メッセージを口に出さなくとも発している。
事実Apple Storeでは3rd Party製のイヤホンが沢山取り扱われている。

さて、
現在使用のイヤホンはSONYのMDR-EX71
このイヤホン、Walkmanのリモコンなどに接続するのに適切な長さの商品のため、
iPodのような直づけ型の商品にはケーブルが短い。
そこで附属の50cmの延長ケーブルを繋げて使っている。

どうやら例の現象は延長ケーブルとの絡みで問題が生じる模様。
延長ケーブルも長々使っているので多少へたっていて、
引っ張られたりするとインピーダンスが多少揺らいだりするのかもしれない。
だが、聞いていて、音が切れるような断線は現在生じていない。

はい、ここで問題点。
Appleのハードウェア保証では
「接続している他の機器、その他外部要因に起因して生じた故障・損傷の場合。」
とある。
今回の場合、外部接続機器が影響を及ぼしてiPodがおかしいわけではない。
iPodの仕様上あるいは回路上の問題点、もしくは初期不良を含む欠陥が、
他社のイヤホンを接続することで露呈したと考えられる。

が、Appleがそう考えてくれるかはまた別の話。
うちのイヤホンを繋いでも症状が生じないならうちに責任はありませんというはず。

iPodに他の会社のイヤホンを繋いでいる人は5万といるというのに、
みょーな仕様のせいで起きる不具合には目をつぶられたらたまらない。
実際、純正のイヤホンだって、この延長ケーブルと似たような状態になったときには、
同じ現象が起きるはずだ。
だが、そのころには、1年以上経っていて保証対象外ということか??

デザインやソフトはいいとして、Appleは音楽機器メーカとしては
やはりまだまだつめが甘いということをつくづく実感する今日この頃。
何とか、Appleのイヤホンで不具合が生じてくれればいいのだが...。

取り敢えず、現状で不具合が起きるムービーは撮った。
あとは純正イヤホンでも確認できれば、初期不良か仕様が悪いということを訴えられるはず。
あー、うざい。