オオキナトシノイイトコロ

大きな都市が好き。
昔は、「地下鉄が走っている程度の都市」を目安に考えていたけれど、
最近ちょっと基準を引き上げ。

Paris, New York, Barcerona, Tokyo, London, Romeと並ぶくらいの都市がいい。
国内では勿論大阪なんかもあり。
あとは余り行ったことがないので何ともだけど。

で、大都市の何がいいかというと...。
いろんな人がいる。いろんなartもある。いろんな建物がある。
いろんな一流がある。一流のいいものも、一流の悪いものも。

では、それの何がいいか。
自分の価値観が定まっている人は、そこまで大都市でなくてもいい。
ただ、なんとなく流されている人には、いろいろな選択肢が目前にあるという状態がいい。
本当に自分に合うものが中にはあるかもしれない。
逆に、本当に自分に合うものが決まっていれば、世界中のどんな場所に住んでいても構わない。
現代では、メールかFAXさえあれば、物書きはどこにでも好きな場所に住める。

例え、High Societyの人間でなくても一流のものを知っておくことは重要だ。
いいものを知っているとこころに余裕が生まれる。
これこそが本当の教養だ。
教養というのは「人生を豊かにする何の役にも立たない知識」といえるのではないだろうか。 

誤解が生じるとまずいので、一応書いておくと、
俺が「教養」と考えるもの以外で人生を豊かに出来る人は、都市にすら住む必要はないと思う。
農村でも漁村でも豊かなこころもちで住めるのであれば、すばらしい人だ。

都市住民の悲しいところは、こころのオアシスとなるのが、
公園の木陰かスターバックスかといったところしかないということだ。

Do you have your own oasis?