ふりかえりMorocco日記 ii

経由地のフランスに入国。
日本からの便が到着したのは、Charles de Gaulle空港(CDG)。
Moroccoへの便がでるのはOlry空港だ。

あらかじめ時間がないから、まじめに直行しようと決めていたにもかかわらず、
なんとなく時間があるのでは、という錯覚に陥ってParisをみていこうかということに。
それに加えて、空港間の交通をあまり調べずにきてしまったことがあとで大きな焦りにつながる。

とりあえず、空港からRER(高速地下鉄)でParis市内へ。
乗り換えの都合上などから、シテ島のノートルダム大聖堂へ向かう。
というとすんなり行ったようだが、チケットを買うのにも若干一苦労。
30分ほど乗ると懐かしの&愛する(片思いの)Parisへ。

ノートルダムを軽く一周して写真を撮ったりしてふと時計をみると、
次の飛行機出発まで、すでに2時間を切っている。
国際線は2時間前を目安に...という頭があるので少し焦る。
それに加えて、実は行き方がわかっていない。
Parisの地下鉄はそこそこ慣れているつもりだが、RERはそうではないことも焦る原因に。

TとYを急かしてRERの駅に戻り、チケットを...と思うが、
ん、さっき、乗って降りたときに出てきたチケットを入れてみるか(?)と思ってやってみると乗れる。
正しい使い方か、規則の上では違反かはよくわからないが、
一度使ったチケットでまた入れてしまった。

入った後がまた問題で、空港に行くRER Cは途中で枝分かれしたりしている模様。意味不明。
落ち着いていない+日本語で概略をもみていないっていうのが原因かもしれない。
何はともあれ、人に聞いたりしてなんとか最寄りの駅まではたどり着く。
駅から空港までのシャトルバスに乗り(有料かどうかもわからず...)、
たどり着くだけはたどり着いた。

さぁ、チェックインできるかどうか。
informationの人に聞くと、チェックインカウンターはあっちだけど、急いだ方がいいよと。
そう、すで出発の1時間前くらい。
この後、フランス語での出国の手続きに手間取ることなんかも予想されるので焦る。

チェックインカウンターに行くと、とくに何事もなくチェックインできる。
でも時間がないから急いでねといわれる。

さて、いざ出国審査へ。と思いきや、いきなりゲートの看板。
??と思っていると、その先に出国審査が。
げ、けっこう列んでる。そして、そう、やつらは仕事をてきぱきとしないんだった。

まぁ、チェックインもしてるので、行っちゃうことはないとは思いつつやっぱり焦る。
ようやく出国審査が終わって、小走りに搭乗ゲートへ。
すると、ゲートの前の荷物検査の人が、「落ち着いて落ち着いて」と。
急いだ日本人3人組はさぞかし滑稽に見えたことだろう。

なんとか大丈夫そうだったので、安心。
そして、急いだ割に飛行機は定刻には出発せず、1時間弱遅れて出発。

飛行機の中は早速アラビアンな雰囲気。
といっても、アラベスクな模様と、アラビア語の新聞があっただけだけれど。
そうそう、途中揺れたときに、お祈りらしき声が聞こえたのもアラビア風か(というかイスラム教だけど)(?)

到着すると、事前に予約のしてあった、ホテルが手配してくれたタクシーの運転手のひとが。
とりあえず、両替をしたいと、あやしいフランス語でいって、両替をしてから、車へ。
空港を出ると、控えめな照明にびっくり。空港だというのに、外はあまり明々していない。

車で40分くらい走ってCasablanca市内へ。
ホテルに着いて、チェックインして、シャワーを浴びて眠りにつく。

長い一日でした。