金で...

スペインはバルセロナといえばAntonio GaudíのLa Sagrada Familia(サグラダファミリア教会)。
何がすごいって、建築がすごいのはもちろん未だに完成していないということ。
作り始めたのは、1883年。
複数の世界大戦やらスペインの内戦やらいろいろあったので、ずーっと作っていたかは知らないけれど、
とにかくまだ作ってる。行く前は建物の屋根くらいは付いてて、装飾とかを作っているのだろうと思っていたら、
実はそんなことは全くなくて、本当に「建設中」。しかも、そろそろ修復が必要になってきているのだとか。
で、まだまだ当分建設予定(あと200年くらい)との話も聞いていた。

が、しかし...
現地で半日観光のツアーのガイドの人の話では、本気で作れば2年で終わるとのこと。
もちろん、デザイン上の検討やら修復やらの時間は除いているのだろうが。200年が2年って...。
聞けば、「聖家族教会」なるものは人々の寄付で建てなくてはならないらしい。
で、お金が集まる速度が遅いから、建築費が少なくて、それで時間が掛かるのだと。
地獄、いや天国の沙汰も金次第。

もとネタのとある(話したこともない)人の日記にも、寄付で建設が進められていることに触れて、
(すごく)お金があったらじゃんじゃん寄付して、完成させると書いてあった。

ガイドの人に聞いた話によると、総工費は残り200億円くらいだと。
それくらい寄付すると、2年でできる! (かも)

死ぬまでにLa Sagrada Familiaの完成形を見たい人は是非寄付しちゃいましょう。
おそらく、200億円も寄付すると、完成の暁にはスペイン政府か誰かが呼んでくれるかも。
そんだけあったら、自分で行けちゃうか...。