先日注文したNetwork Walkman® NW-S706F/Tが今日の昼過ぎに到着しました。
早速、データを入れて聞いてみました。音、いいです。
音質はエンコーディングに、デーコードに、イヤフォンにとかなり複雑な条件の結果なので、
そんなに簡単に「いい」なんて言うのはSonyの回し者に違いないと思われるかもしれないけれど、
実際にいいと思う。
根拠を言わないと厳しい友達ばかりなので、ここでこういえる条件を述べますと...
- 再生しているファイルは前のWalkman NW-A608と同じ
- ノイズキャンセリングはOffで比較
(静かな環境ではノイズキャンセリングは悪い方に働くので分かっているのでOnだとしても音がいい理由にはならない) - どちらもSonyの製品なのでエンコーダのロジックは根本的には同じかほとんど同じ
で、どうきれいだったかというと、
Sonyのいう「クリアステレオ」という技術のせいか、音がしっかりステレオ。
なんでも、従来の音楽プレーヤーではどうしても回路設計上左右の音が反対の出力に混ざっていたとか。
それを完全に分離して出力できるようにしたらしい。
混ざっていてもそんなにではないだろうと思っていたけれど、これは効果が実感できました。
ただし、問題も。
あまりにちゃんと分離されているのでスピーカーで聞くことを念頭してトラックが作られているせいか、
混ざっていないと不自然な曲もありました。(クリアステレオはOffにもできる)
The Beatlesの“1”のいくつかの曲であまりに左右のトラックが別なので、違和感がありました。
声は左で楽器が右、みたいになってしまうことがあった。
これはオリジナルがモノラル録音で後の操作で各トラックを強引に左右に分けて
ステレオを作ったりしているせいかもしれない。
(“1”がそうかは知らないけれど、そういう風にしてステレオを作ることもあるらしい)
ノイズキャンセリングは、まだ余り実感していないのと前に買った単品のノイズキャンセリングに比べると、
On/Offが切り替えにくくいろいろやっていないので、よく分からない。
まぁ、でも単体のノイズキャンセリングヘッドフォンの効果をみると一定の効果はあるのではと。
あとは、使い勝手が良くなった気がする。
小さいながらもカラーのディスプレーが付いたので、ジャケットの写真も出てきます。
ジャケットサーチ機能なんてのもあって、アルバムをジャケットで選ぶと、
そのアルバムの曲の一部が流れてきて中が確認できるようになってたりする。
フェードインしているのか、曲の途中がいきなり来ても耳に触らないのがいい。
音源的にはATRAC系、AAC, mp4, WMA, mp3と一通り再生できるので乗り換えも...。
iTunesに相当する楽曲管理ソフトも、Sonyのアプリにしては悪くないできです。
(Connect Playerはひどかったけれど。あれは外注ものらしい。)
あー、Windows版しかないのが難点なんですがねぇ。俺が一番Mac版欲しい。
(でもIntel Macなら大丈夫だね、Windowsも動くし、なんて。)
MacなひとはSony好きな人、結構多いみたいなのに。
iTunesで使えるようになればiPodから乗り換える人もいるのではないかと推測するが、しかし。
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