最近のアラブ諸国(の一部は)は本当に気の毒。
あまりにひどいから、怒りにまかせて行動してしまった人が少しいたせいで、やたらめったら攻撃されたり。
(もちろんそれ自体はよくないんだが、ペナルティーが大きすぎる気が。)
持ってもいないものを持っていることにされて、政府が転覆させられたり。
イラクの場合はいろいろと問題もあったのだろうけど戦争開始以外に何かできることはなかったのかね。
この間、イランのことをテレビでやっていたけれど、
見る限りはアメリカが言うほど民衆が抑圧されているようには見えなかった。
親米か否かで「正しい」ことラインを切り分けるdouble standardはちょっとね。
中米も結構アメリカにやられているらしい。
日本の現行憲法では、相手が引き金を引くまでは引き金は引けないはず。
(解釈が変わっていなければ。着弾するまでは攻撃できないとか聞いたことがある。
もっとも、「お友達」がなんとかしてくれるのかもしれないけれど)
打たれるまでは打つなという崇高な理念なはずなのだが、いまいちね...。運用が。
日本が憲法によって「打たれるまで打てない」なら、
核保有国は核によって「ちょっとやそっとでは攻撃されない国」になれるのかもしれない。
イランが核開発をしているらしい。使用するのは断固反対だけど、
持っていればいちゃもんをつけられて攻撃されないお守りという意味で持ちたいなら、
現状を考えるとしょうがない気もしてしまう。
日本はアメリカの核があるし、EUはフランス、イギリスが持ってる。
中国だってイスラエルだって持ってて、持ってる国が簡単には攻撃対象とならないのは確かだしね。
最近のキリスト教文化圏+ユダヤ教文化圏とイスラム教文化圏の対立はなんとかならんものかね。
是非とも、日本の「主張する外交」とやらで解決に一役買えないものでしょうか。
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