Córdoba

一路SevillaからCórdobaへ。今回は鉄道で移動。
Sevillaの駅はヨーロッパのそれのご多分に漏れず、やはり少し外れに。
Córdobaもしかり。街と鉄道のできた時代の順番を感じさせる。
(東京も昔は品川、上野がターミナル駅だったりしたわけだが、戦争のせいでリセット?)

移動した時点でまだ宿は取れておらず、
Sevillaか、Córdobaの駅から電話をして取ったような覚えがある。
いや、確かには覚えていない...。

Córdobaでは、Lonely Planetに掲載のInstalación Juvenil Córdoba(Plaza de Judá Leví)に滞在。
3人部屋を貸し切って2人で使うことにしました。

Córdobaの旧市街はSevillaよりも一回り小さく、宿から歩ける範囲で一通り観光ができました。
見物はやはり、メスキータ(Mezquita)。
Mezquitaはすごく端折ると、元は教会だった場所に建てられたモスクを改装した教会といえる。
イスラム勢力がAndarucíaを納める前は教会だったが、イスラム勢力がこの地に到達した際に、
モスクに建て替えられた。リコンキスタによって、再びイベリア半島がキリスト教徒の手に
渡る課程のなかで、今度は教会に作り替えられた。

幾何学模様の細工が施された窓から差し込んでくる光によって、
建物の中の装飾が照らされ、静かで厳かな雰囲気でありながら、安らぎの空間でもあるように感じた。

カトリック教会の装飾も荘厳ですばらしいが、
イスラムの装飾は自分に問いかけるような内向きの力と、宇宙の広がりを感じさせる外向きの力の
両方があり、そこが好きだ。
よくあることだが、内外の一部が修復中だったのは少し残念でした。

ローマ橋(Puente Romano)や城壁、要塞(Alcázar)なんかをみて過ごしました。