HOMEはじまる

PLAYSTATION3を使ったネットワークサービス"PlayStation®Home"が始まりました。
2nd Lifeなんかのたぐいといえばいいのでしょうかね。

ちょろっとやってみましたが、なにぶんあの手のに向いていないらしいです。
一つ思ったのは、仮想空間の中のアバターが着る服、住まいの家具などって
やっぱり売ってるんですね、リアルなマネーで。

確かに自分の空間を快適にしたい、気に入った服を着たい、
というのは分からないでもないですが、ゲームの中の「データ」にお金を払うのはちょっと...。
どんなに素敵なデスクでもポリゴンとテクスチャの固まりですからね。
たぶん、そんなことは気にしない「新人類」がこれから増えていくのだろうが、
この違和感がHomeをやってみて感じた最大の得たものでした。

個人的にあったらいいなと思うあり得るサービスは、
仮想空間中に本やCD(というか音楽データ)のショップがあって、
棚を見渡しながら選べるというショップが欲しい。
棚は偶然の出会いを発見できるフツーの本屋のような並び、
自分好みにアレンジできる棚(Amazonのおすすめ機能的な状態)、
自分でカテゴリー(メタデータによるジャンル指定)を作って勝手に本が入る、
という様な棚わけがいいな。

願わくば送料無料で家まで届けてくれればいいけれど、
この時代だし、「データをダウンロード」でも、まぁいいかなと。

コピーフリー(自分の使う好きな媒体に移せる)、
一度消しても課金情報があれば再ダウンロード可能という条件がそろえば
iTunesなんかで買うのはいいんですがね。
あ、iTunesは今は、できるんでしたっけね?

そうそう、本屋ならもちろん立ち読みもできる。ってのを希望します。
なんなら立ち読みによって多少の課金が発生してもいいと思う。

月に300-500円くらい払うと、立ち読み可能とかでどうでしょう?
その代わり、立ち読みではすべてのページを立ち読みできること。
立ち読み状態ではローカルに保存、別の端末でのデータ利用ができないという
制約を付ければ、ずーっとそこで立ち読みしているわけにも行かないし、
PS3のようなclosedなフォーマットならコピーなどの制限も簡単そうだしどうでしょう?

PS3がFelicaリーダーを使えて、課金のプラットフォームがあるというのも大きい。
こんなサービスがあれば、Homeをもっとやってみたいな。

知らない人とテキストチャットしてもね...。旧世代なのでそこまではしたくないですね。