再び言葉

最近、語彙や言い回しが煮詰まっているのを感じる。

実家にいたときや、大学の1-2年の学科も分かれていときは、
周りにいろいろな人がいたり、バイトが多くていろいろな人と接点があった。

今は、学校の、しかも興味、研究、話の守備範囲がある程度近しいひととのつきあいがほとんど。
理屈っぽいのは昔からだけど、言い回しがくどくてエレガントでない。
内輪の話や、共通の知識・常識を背景とする話は確かに楽しいところもあるけど、
端からみると何を言っているかわからない上に、
フツーの話をする能力がだんだんと劣っていく気がする。

語彙の意味も理系に引っ張られている。
理系だからいいといえばいいのだけれど、
使っている語彙から「こいつ理系だな」とばれるのも悔しい。
和才洋魂ではないけれど、理才文魂がいいかな。

かねがね「教養のある理系」を目指しているとは口にしているものの、
近づいてもいなければ、努力もしていないというのが実情。面目ない。