le 12e jour

さて、今日は帰国。
とはいいつつも、飛行機はAéroport Roissy-Charles-de-Gaulleを19h05に出る便だったので昼は観光。

行きたいところはいくつかあったものの、
今日は母親と行動を共にすることになるのであまり時間や体力に無理のあることはできない。
なので、ベタに散歩をしようかと。

父親はうちの兄についてMusée du Quai Branlyに行って、
その後一人でMusée de Louvreルーブル美術館←日本語サイト)に行くと言っていたのだが...。
Quai Branlyよりは散歩にと着いてくることに。何か少しやっかいなことになったと思ったり。
(飛行機の関係で父親と兄は俺と母親が出国した翌日に別便で帰ることに。彼らはAir Franceで。)

ということで、まずMontmartreへ。
Monmartreには何があるかというと...。丘とBasilique du Sacré-Cœur(サクレクール寺院)かな。
ここ、観光名所です。そうそう、あとMoulin Rougeも丘の麓にありますね。

過去2度のフランス宿泊先はこの近辺でした。
なんとなく懐かしい感じ。街自体もそういう空気があるかな。
Parisの街としては、中心部にある高級住宅の反対、庶民的であまり高くない、外国からの移民が多いエリアかも。

そのままGare du Nordに向かいお昼ご飯を。
どこかのCaféに入って昼ご飯をと思っていたのだけれど、
見つけたCaféがアジア系の人が経営しているところだったので出てきちゃいました。
彼らは我々に気付いても居ないようでしたが。
(通常フランスのカフェではgarçonが目を光らしているので
すぐに応対されないことはあっても、気付かれないことは少ないと思う)

別にアジア人でも良かったのですが、せっかくのParisなら生粋のParisienのCaféに行きたいと思ったのです。
Gare du Nordにさらに近づきちょっとこぎれいな店があったので入ってみました。
ん...、Caféっぽくないぞと思っていると、店名のロゴが目に留まる。
あ、Caféでもなく個人経営でもないHippopotamusというステーキチェーンに入ってしまいました。
もう面倒くさいのとしっかり店の人に気付かれてしまったので、諦めます。

なにが問題って、ここは最初にParisに来たときに入った店の系列。
それもステーキチェーン、かつ俺は野菜が好きではないのにも関わらず、
野菜がどっさりのメニューを頼んでしまった。
セットで注文するときに、気を抜いて折角くれた英語のメニューをよく読まずに頼んでしまったのが発端。

前菜のサラダは分かっていて頼んだにしても、フランス式に量が多い。
さすがに要らないので「もう下げてもらえる?」と下げてもらい次の料理を。
はっきり言って唖然としました。
さっきのよりさらに大きな皿にまたもサラダとモッツァレラチーズとアンチョビが。
サラダは食べ飽きるほど食べました。アンチョビはしょっぱすぎます。
一緒に行った奴は俺の野菜嫌いを知っているので、苦笑しています。
ってな、思い出のあるレストランにまた入ってしまうとは。

前よりフランスで食事がすることの勝手が分かってきていたので、
無理にたくさん食べずに、サラダとオニオンスープを頼むに止めました。ステーキ屋なのに...。
これでも日本人には十分ランチになる量。ちなみにサラダは1人前を3人でシェアして食べてます。
まぁ、またも失笑がこのレストランの記憶に附加されることになりました。

で、父親と別れ、更に歩いて母親とCanal Saint-Martin(サンマルタン運河)を上流に向かって散歩。
ホテルに戻って一路空港へとなりました。

空港へはRER Bで。
飛行機はJL406, 19h05 CDG(Aéroport Roissy-CDG, Paris)–13h55(+1) NRT(Narita Int’l Airport, Tokyo)

さらばParis。