SonyとSamsung

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以降の話は噂やネットの記事がソースなのでなんら確かな情報が含まれていない可能性があります。
なので、以降の文章ではソースが怪しいことを示す「前置き」は省きます。
省きますが、なんら確かではないことを念頭においてください。

一時期SamsungはSonyの買収を本気で考えていたらしい。
また別のソースではSamsungは非常にSonyを意識しているのだとか。

最近のSamsungの躍進ぶりとSonyの悪名ぶりをみると、
それも0ではないかと思えてしまうところが残念ではあるが。

ところが、思うに液晶テレビを中心にお近づきの2社の関係はそう長くはない気がする。
もちろんSonyもSamsungも大した投資をその分野にしている。
今のSonyのテレビ分野はSamsungとの提携関係をなしには存在し得ないのでしばらくは続くだろう。

それでもなお、短いのではないかと思うという理由が稀薄なところが少し残念だが...。
Sonyと仲のいい会社の一つにPhilipsがある。
Philipsはオランダの会社としてHeinekenと並んで日本人が知っている会社の上位だと思うが、
とにかく、その会社はSonyと仲がいい。

2社は最近もICチップの分野で提携をした。
そうそう、CDもSony & Philipsから生まれた。何故か仲がいい。

で、そのPhilipsも一時期何かでSamsungと提携していたが、その提携は解消してしまった。
ってな訳でこっちも離縁するのではないかと。

離縁すると...
そう、Sonyは液晶パネルの供給元を失うわけだ。
Sonyが今使っている液晶パネルを製造しているS-LCDは合弁会社なので簡単にはいかないかもしれないが、
Sonyが有機ELのような次世代ディスプレーを製品化できることがあるのであれば、
Samsungとの関係は今より稀薄になることもあると思う。

投資した金額が損なのはもちろんだが、当時、早急にテレビ分野で次の一手を打たなければならなかった、
そして、今も他に選択肢がない以上はSonyはSamsungとの関係は解消できないとも思う。

というわけで、個人的な希望と願望と推測では、
Sonyは合弁事業に関する投資は長期的な利益を生むためではなく、
短期的な損失を免れるためという色合いの濃い、ネガティブな色合いだったのではないかと。
この見解は何ら根拠がなく、Sonyの公式のものとなんら関係はありません。